1 ![]() 前回Vannesに来たときに偶然入ったこのパン屋さん、すごく美味しくって、また食べたいなあと思っていたところです。 下左は、私が購入したクロワッサンにショコラとアーモンドペーストが入ったもの。前回頼んで、その美味しさに感激したパンです。主人はこの旅行ですっかり気に入ったクイニーアマンを。 ![]() ![]() 前回よく見たヴァンヌはそこそこに切り上げ、今日の目的は、Nantesに寄り、それから再びパリへ戻ることでした。 ![]() 現在ナントはペイ・ド・ラ・ロワールに所属していますが、歴史的に見ればブルターニュであったほうが長い都市であり、右写真のような、ブルターニュ公爵城があります。 ![]() ![]() ナントでは観光を1時間ほど、そしてお昼を食べるためにレストランを探し、そろそろアジア的な料理を食べたいという二人の意見も一致したため、目抜き通りにあったこじんまりとしたタイ料理屋へ。 ![]() 最初、実はそんなに期待していなかったのですが、運ばれてきたものを見て、本当にこれで10ユーロなの?とびっくりしました。器も結構凝っているし、何よりもお料理がとっても丁寧に作られていて、味もとてもよかったのです。お米が付いてきたのも嬉しいところでした。 ![]() またまた例の如く、一口頂きましたが、牛肉はミディアムとレアの中間の丁度良い焼き加減で、甘酸っぱいドレッシングがかかっています。その上には、沢山の香菜とミントがちりばめられていました。香菜は勿論ですが、ミントと牛肉って、実は凄い合うんですね。美味しかったです。この組み合わせは是非日本に帰ってからも真似をしようと思います。 ![]() お店のマダムはアジア系の、物腰が柔らかく、落ち着いたかわいらしい方でした。「どこからいらしたのですか?」「日本です」なんて会話しながら、美味しい料理に舌鼓。残念ながら店の外観を撮るのを忘れてしまったのですが、味は忘れられない、もしまたナントに来たら絶対に来たいお店です。 ![]() 行きの時と同じく13区のIbisに宿を取り、やはり同じく夕食は13区の中華街、Pho14にて取りました。 写真は相変わらず賑やかな中華街。 ![]() そしてフォー、お米のクレープを食べたにもかかわらず、やはり最後だからという理由で、前にご紹介した小豆のデザートも頼んでしまいました。 ![]() ![]() ここのカフェは左に見られるように、落ち着いた雰囲気で、店員さんもなかなか良い感じのカフェです。中華街のどまん中にあるため、中国、韓国、ベトナム、そして日本・・と、東洋系の人たちがいつもかなり多く、色んな言葉が聞けて面白いです。日本じゃ見られない光景だよなあ・・・といつも思います。 ![]() ![]() 13区での最後の食事も満足のうちに終わり、後はホテルへ帰って休むだけ。 明日はこの旅行の最終日、いよいよストラスブールへ向けて帰らなくてはならない日となってしまいました。 ▲
by merico-merico
| 2009-03-12 06:14
![]() ![]() 右はロスコフの教会の入り口です。やはり港町らしく、船の彫刻がありました。漁や旅の安全をこの教会で祈ったのでしょう。 ![]() 途中、ナビの役割をしていた私が、誤って違うところへ主人を誘導してしまいました。でもそのおかげで、とっても面白い教会が見られたのです。それが左のBervenという小さな村にある教会でした。(教会全体像をとるのを忘れていました・・) ![]() ![]() そして写真左、これって、きっとヴァイキングですよね。三角帽のひげのおじさんが、剣を抜こうとしているシーンなのでしょうか。なぜここにヴァイキングが?と、色々な疑問が湧いてきました。教会の中に入りたかったのですが、残念ながらここも鍵が閉まっていて入れませんでした。 ![]() こちらはDaulas(ダウラス)という村の教会です。ここも天井は木製でした。この教会の横には元修道院のミュゼがあり、その中に良い回廊と、ケルトの影響の強い洗水盤があるとのこと、是非見てみたかったのですが、何故かしまっていて、たまたま中から出てきたお姉さんに聞いてみると、何と冬季は閉まっているとのこと。とても残念でしたが、でも教会だけは見れたので、それが救いでした。 ![]() 下のように、不思議な文様や、不思議な人間像がたくさんあり、見ていて飽きなかったです。それぞれの柱頭に、それぞれ違った彫刻が施してあり、何を書いているのかわからないものもありましたが、それをまたじっと見るのも面白かったです。 ![]() ![]() ![]() このVannesの前には、モルビアン湾という、北海道で言えばサロマ湖のような、穏やかで静かな、素晴らしい湾があります。以前、このモルビアンを中心に旅行したことがあったのですが、そのときの印象がとっても良く、今回ブルターニュに行こうと計画を立てていて、もう一度ヴァンヌにいきたいね、ということになり、再訪することとなりました。 ![]() ![]() 今日はこちらで食事することに決定。Brasserie des hallesというお店です。 店内はモダンな感じの内装。続いていますが、やはりここでもまずはシードルを頼みました。ここはボレではなかったですが、足の無い、ずんぐりしたグラスで、これはこれで良かったです。 ![]() 照明が赤かったため、写真も赤くなってしまい、少々見づらくてすみません。 ここの牡蠣、いままでとちょっと違って、丸くてちょっと小さめ、形はホタテのような牡蠣でした。食べてみると、普通の牡蠣とは違い、あの牡蠣独特の香りが余り無く、味も何となくクリーミーな感じがしました。美味しかったです。 ![]() ![]() 上は、左が主人の頼んだメイン、やはり赤くなってしまっていますが、ホタテのソテーの盛り合わせのようなものでした。そして右が私の頼んだ、魚のシュークルートです。 シュークルートといえば、アルザスの名産品で、大抵肉と一緒のイメージが強いですが、以前アルザス料理本を読んでいたとき、「魚のシュークルート」というものを見つけ、へえ、魚のものもあるんだ!と驚いたことがありました。いつか食べてみたいと思っていたのですが、まさかブルターニュで見つけるとは。さすがブラッスリー。そんなわけで、私はこれを選択しました。 来たものを食べてみると、意外なほどシュークルートの酸味と魚の味が良く合い、美味しい一品でした。アルザスのものとは違うかもしれませんが、魚のシュークルート、気に入ってしまいました。いずれアルザスでも食べてみたいです。 今回も美味しい食事で幸せいっぱいに。でも食後はさすがにデザートまでたどり着かず、カフェのみでお店を去ることにしました・・・。 ▲
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| 2009-03-11 07:59
![]() Fee de legende(伝説の妖精)という名前の船に乗り、ロスコフを出港。写真は出港直後の船からロスコフの街並みを撮ったものです。 ![]() ![]() テレビで朝に見てきたFrance2の天気予報のお姉さんは、ブルターニュは今日一日天気が悪いですよ、と言っていましたが、この地はそんなことはなく、ご覧のように素晴らしい青空とともにバッツ島に到着することができました。 ちょっと歩くと、かもめがのんびり泳いでいました。気持ち良さそう。 ![]() それにしても、まだ3月だというのにこの空!とても暖かそうにみえるでしょう?でも寒かったんです・・。 あまりにも寒かったため、島観光はほどほどに切り上げ、港近くのレストランで、早めの昼食をとることにしました。 ![]() Au Bigorneau Langoureux(物憂げな貝?)というこのお店、こんな名前だったのかと、今写真を見直してやっとわかったのですが、メニューがちょっと変わっていて、それでここにしました。窓の鮮やかな青もとても綺麗なお店です。お店のマダムも物静かだけれども、暖かい接客をしてくださりました。 ![]() ![]() 写真上、まずはやはりシードルで。ここではボレで出てきました。グラスもいいけれど、やっぱりシードルはボレで飲むと美味しいですね。 ![]() ここのお店は、他のお店と同じくチーズはついてきたのですが、クルトンのかわりにパンにバターを塗ったもの、ルイユのかわりに(多分)フロマージュ・ブランがついてきました。フロマージュブランをスープに入れて飲んでも結構美味しかったです。新しい味との出会いでした。 ![]() Charcuterie Basque という名前だったと思います。名前の通り、バスク地方の豚肉加工品盛り合わせで、なぜブルターニュにバスクのものが・・と思いましたが、他のお店には無いこの一品、主人も私もどうしても食べてみたくって、それでこのお店にしたのです。 生ハム、サラミ、パルミジャーノ・レジャーノのようなハードタイプのチーズと、ルッコラ、そして素朴なパンがついてきました。真ん中には唐辛子(?)の酢漬けが。 生ハムは塩気は余り強くなく、一般的に目にするものよりももう少し生に近い感じがしました。サラミの方は、最初色だけ見て「辛いのかな?」と思ったのですが全然辛さは無く、ちょっとカビに近い、独特の香りのするサラミでした。どちらもとても美味しかったです。パンにも良く合っていました。 ![]() ![]() エスプレッソはこんな可愛いカップで出てきました。 食事を終える頃には、丁度バッツ島からロスコフへの連絡船が出る時間に。名残惜しくはありましたが、バッツ島を背に、再びロスコフへと戻りました。 ▲
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| 2009-03-11 07:58
![]() 写真はサン・マロの街並みです。ブルターニュの街はほとんどがこのような石造りの街で、カラフルなアルザスとはまた違った魅力のある、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。 この日はあいにくの曇り空、でもこの天気もこの街に合っていると思いました。 ![]() 曇り空のもと、落ち着いた雰囲気の街を散策すると、同じ通りに何軒か伝統的なブルターニュのお菓子を売っているお店を見ました。こちらのお店は、サン・マロのカテドラルの下にあるお店。こちらは塩キャラメルやキャンディーなどが中心でした。 そして下の写真、数軒となりのこちらのお店には、日本でもいつでしたか、かなり流行ったクイニーアマンや、昨日私がデザートに頼んだFar Bretonが売られていました。 ![]() ![]() ![]() 海岸沿いの城壁の上に上がると、海が見渡せました。近くには小さな島がいくつかありますが、そのいずれもに、建物が建てられていました。かつての最前線の地、そんな雰囲気が漂っていました。 さて、サン・マロをひとしきり散策し、お昼前にはここを出発しました。今日の目的はブルターニュのロマネスク教会めぐりとドルメンなど巨石文化の足跡を追うことです。 ![]() ご覧の通り、完全な円形の教会で、12世紀の前半にこの地方の領主に従って十字軍に行った人が、エルサレムの聖墳墓教会を思い出して建てたものだそうです(前著参考)。饗庭さんも書かれていますが、本当に異教的な雰囲気の漂う、不思議な感じのする場所でした。工事中のため、近づけなかったのが残念です。 ![]() ![]() 右が前から見た教会。左は教会内部の柱頭彫刻です。 私は美術史には詳しいわけではありませんが、フランスに来てから色んな教会を見ていくうちに、何となく、ロマネスク期のものを見ていると落ち着くなあ(というか面白い?)と思うようになってきました。左の写真のような、(何を表しているのかは私には残念ながらわかりませんが)、感情の入る余地の無い(良い意味で)ものに惹かれる傾向がある気がします。何だか可愛いのもお気に入りです。 ![]() ![]() ![]() 左が私の頼んだもの。一番下にはチョコスポンジケーキ、そして濃厚なチョコレートクリームがたっぷり乗った、私好みの濃い味のケーキでした。 右は主人の頼んだケーキ。こちらはカフェ味のものでした。例の如く一口おすそ分けを頂きました。美味しいケーキと紅茶で一息ついた後は、更に海岸近くを西へと進んでいきます。 ![]() ![]() こちらは上のものよりも数倍大きく、中も人が通れるようになっています。まるでトンネルのようです。古代の人たちは、ここをきっと神聖な場所としていたんだろうな・・・と思いをめぐらせていると、何故かドルメン内にはカラフルな紙ふぶきがいっぱい落ちていて、ドルメンの外側にはハートの落書きがされていました。どうやら近くの若者がここで何かお祭をやったようです。紙ふぶきはまあいいとしても、ドルメンに落書き・・古代の人が怒っちゃわないかしら?何てちょっと心配しました(笑) ![]() 古代の巨石に、キリスト教の彫刻を施したこの石柱、メンヒルの中で一番見たかったものでした。でも最初は私の見たかったものと違うと思ったのです。それはなぜかというと、私はこのメンヒルのかなり昔の写真を見て「行きたい!」と思ったのですが、その昔の写真には、上部の十字架、その下の彫刻は勿論あったのですが、更にその下にキリストの彫刻が彫られていたのです。でも、写真をみてお分かりになるように、現在はそのキリストの部分のみ消されています。それが何故なのかわかりませんが、残念です。 ![]() でもロスコフに到着したとき、物凄い暴風雨で、ホテルは街を周るのに良い場所にあったのですが、この日は観光なんてとても出来る様子ではなく、ホテルで夕食まで休み、七時頃、暴風雨の中、近くのレストランまで走って行きました。 この日行ったレストランはこちらのLe surcoufという、海の幸専門のレストラン。やはり港町に来たのだから、海の幸を食べないと、とここにしました。写真は翌日撮ったものです。 ![]() 生シードルを頼んだのですが、美味しかったです!私も夫もシードル大好きなので、普段の二人にしてはかなりの量のお酒をこの日は飲んでしまいました。 ![]() ![]() 主人の魚のスープ、一口頂いて美味しかったのですが、この器もとても綺麗で気に入ってしまいました。ブルターニュの伝統的な絵柄だったので、その後このような器が無いかお土産屋さんなどで探してみたのですが、残念ながら見つかりませんでした・・。 牡蠣も美味しかった!個人的にはここの牡蠣が一番美味しかったです。 ![]() ![]() 対して主人は本日もホタテを選択。この料理、クリーム系のソースなのですが、結構な酸味があり、不思議な味のする料理でした。酸味が何に拠るものなのか、下にある昆布のような海草か、それともレモンなどのシトロン系か、いずれにせよ美味しかったのですが。ライスもついてきていました。 ![]() 旅行三日目も、ロマネスク教会、巨石文化、そして美味しい料理と、前日にも増して充実した一日となりました。 食べすぎで寝苦しいRoscoffの夜は強風と暴雨と共に過ぎていきました・・。 ▲
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| 2009-03-10 07:22
![]() 写真は車中より撮った風景です。 ![]() フランスの高速道路は、休憩所がとても充実しており、短距離の間にレストラン、カフェ、売店などがある休憩所が沢山設置されています。中にはホテルまであるところも。この日、レストランには大きな豚のもも肉を焼いたものがあり、それを店員さんがナイフで削いで、お客さんに提供していました。あまりにも美味しそうだったので、それを見た私達ももも肉を注文。付け合せも何種類からか選べ、私も夫もラタトゥイユを選びました。なかなか美味しかったです。 ![]() でも、段々その地が近づくにつれ、何か恐ろしく大きなものが見えてきました。モン・サン・ミシェルです。 写真を撮ったところからは結構距離があったのですが、それでもこの大きさ、この圧倒感。車中で二人で「凄いね!凄いね!」と興奮し始めました。これははやく実物を間近で見たい!! ![]() 着いてみて、改めて「これはすごい」と思いました。最初の気だるい気持ちなんてどこへやら、もう心の中は興奮しかありません。 今まで日本でも写真やテレビで散々見てきましたが、実物を見て、全くその存在感と圧倒感が違うことに気づかされます。中心の修道院の周りには、アパルトマンやお店などもあり、これはもう一つの「国」とも言えると思いました。 ![]() ![]() 急な坂を登っていくと、元修道院のミュゼがあります(写真右)。この島の中心に建つこの修道院、是非見なくてはと受付カウンターが閉まる10分前にぎりぎり到着し、チケットを購入して、いざ、中へ! ![]() ![]() 複雑な通路を抜けて高いところまで行くと、写真左のようなあふれんばかりの光に包まれた祈りの場所に出ます。でもここを抜けると、再び写真右のような、暗い、迷路のような通路に。 ![]() いにしえの修道僧は、こんな美しい回廊を歩いてまわって思索に耽っていたのでしょう。 ![]() ![]() 右はモン・サン・ミシェルにおける主人。夕日が丁度良いところにあり、一枚ぱちりと撮ってしまいました。 ![]() そういう経緯からか、この街の旧市街は、全部を城壁で囲まれていて、見るものを圧倒します。モン・サン・ミシェルに続いて、本日の二度目の感動でした。 サン・マロに到着したのはもう7時近く。この日はホテルで少し休み、すぐ向かいにあるビストロで食事をしました。 ![]() お店のご主人、ジャンさんは寡黙でもくもくと仕事をこなす、職人気質(?)な、でも感じの良い方、対して接客担当の奥様は常にレストラン内を見渡し、お客さんに声をかけられてから動くのではなく、自分から積極的に仕事を探し、お客さんと会話を楽しむ(でも決してうるさくない)、素晴らしいマダムでした(おまけに可愛かったのです)。お料理もとても美味しかった! ![]() 下左は主人の頼んだアントレ。魚のスープです。一口頂きましたが、魚の出汁が良く出た濃厚なスープで、付いているチーズやクルトンなどを入れて食べます。 ![]() ![]() 右は私の頼んだ牡蠣です。ブルターニュに来たら牡蠣!と私は勝手に思っています。なので、迷いなく牡蠣を選択。レモンをぎゅっと絞って、牡蠣の汁と一緒に食べ、幸せな気持ちになっていきました。 ![]() ![]() こちらはメインとして選んだものです。左が主人の選んだタラの背中のカマンベールチーズソース。カマンベールチーズのソースなんて初めて聞きましたが、一口おすそ分けしてもらうと、チーズの酸味が程よく利いて、淡白な魚の味にアクセントを与えてるように思いました。 右は私の頼んだホタテのクリームソース。ちょっとカレー粉も入っていて、こちらも飽きない味で美味しかったです。ポワローのソテーしたものが下に入っていて、その焦げ目がアクセントになっていました。 ![]() ![]() 最後はやはりデザートを頼んでしまいました。左は主人選択の、塩キャラメルアイスとバニラのアイス盛り合わせ。やはりこちらは塩が特産のためか、このようなアイスもあるのだなあと感心しました。味もとても美味しくて、私もちょっぴり、そちらにすればよかったなーなんて思ってしまいました。 でも私の頼んだ右のデザートもとても美味しかったです。これはFar Bretonという、ブルターニュのお菓子で、プディングに近い・・といったらいいでしょうか、カスタードのような生地の、柔らかい、優しい味のお菓子です。これには無花果のジャムとアイスがついてきました。 食後はカフェを頼み、お店を後にしました。本当は食後の散歩として、少し旧市街を歩きたかったのですが、結構寒かったためにホテルへ直行し、市街観光は翌日に持ち越しとなりました。 この日、午前中はお墓参り、午後はモン・サン・ミシェル、そしてサン・マロの美味しい食事と、なかなか充実した一日となりました。 ▲
by merico-merico
| 2009-03-09 06:55
![]() 今回の旅の目的は、それらブルターニュの文化を追うこと、そして、勿論おいしい食事を求めることでした(笑) ![]() 私達は、パリに滞在するときは、かならず13区の中華街の近くに滞在します(Ibisというホテルです)。というのも、車で来たとき、高速道路からすぐに近い場所にあること、TGVできた時も、パリ東駅からメトロで一本で来れること、そして、何よりも、中華街の美味しい料理が食べられることが嬉しくて、ここにホテルをいつも取ります。 ![]() ![]() ![]() このように、漢字があふれていて、13区にいると、何だか自分はフランスにいるのではなくて、中国のどこかにいるような錯覚に陥ります。聞こえてくる言葉も、フランス語よりは中国語。道行く人たちも、東洋系の人たちがかなり多いです。 ![]() 「PHO14」というこちらのお店、他のお店が閑古鳥が鳴いていても、このお店だけは何故だかいつも人がいっぱいです。 下の二つは、今回私達が頼んだものです。左が私が頼んだもの。フォースペシャル、という名前だったと思いますが、肉団子、牛肉の熱を通したものと生のもの、そして牛のトリップが入った豪華な一品。右は主人が頼んだもので、こちらは生肉のみが入ったものです。 私の頼んだフォーの肉団子は、意外なくらい弾力があり、味も美味しかったです。トリップも意外にフォーにあうんだなあと思いました。 この13区のほかのお店でもフォーを食べましたが、やはりこの「PHO14」のスープが一番美味しいと(私達は)思っています。 ![]() ![]() ![]() 面白いなあと思ったのは、東洋系の人たちはこのもやしのお皿のものを、フォーが来てからそれに入れて食べるのですが、フランス人はこれを「前菜」として、生のままもやしをつまんでいる光景を良く目にします(勿論、フォーに入れて食べる人もいますが、フォーが来る前にもやしを完食する人も多いです)。さすがフランス、と思った瞬間でもありました。 ![]() これ、小豆の煮たものにココナツミルクを入れたものなのですが、小豆とココナツミルクって、こんなに合うものなのだと最初はびっくりしました。程よい甘みの小豆とココナツミルクが見事に調和して、飽きない味になっています。また、蓮の実も沢山入っていて、このデザートに味と歯ごたえのアクセントを与えています。 以前食べたとき、すっかり気に入ってしまって、以来必ずここに来たときは食後に食べています。 余談ですが、ここのお店では食事と一緒にこのような甘い飲み物(のようなもの?)を頼んでいる人を良く見ます。これが本場ベトナムの食べ方なのかな、何て考えています。 ![]() 翌日午前中は、主人の大好きな作家さんのお墓があるモンパルナス墓地へ行ってお墓参り。写真はその墓地から見たモンパルナスタワーです。 沢山の有名人のお墓がある中で、その作家さんのお墓はひっそりとたたずんでいました。 さて、パリで美味しいものを食べて栄養を沢山付けたあとは、いよいよ今回の目的地、ブルターニュへと向かいます。 ▲
by merico-merico
| 2009-03-07 06:47
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