カテゴリ:エスニック( 4 )

お米の麺 いろいろ

フランスに来てから、日本で作っていた料理とは、大分違った内容のものを作るようになりました。
その理由としては、前項まででご紹介してきたように、日本で見ることの少ない国の料理に触れ、刺激を受けてきたことがかなり大きいです。
それら、他国料理の中で、我が家で一番作る機会が多くなったのが、お米の麺を使った、東南アジア系の料理です。

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一口に「お米の麺」と言っても、種類は沢山あります。
左は台湾のビーフン。パリのタンフレールという、アジア食品専門のお店で買ったものです。すごく細くって、でも弾力がある麺です。
そして右は、クエイティアオという名前の、お米の麺です。これには3種類の太さがあって、写真のものは中くらいの太さ。それよりも更に細いもの、それよりも太いものがあります。家でよく使うのは、写真の中くらいのものです。

c0146402_051446.jpgc0146402_0513384.jpgこちらも、左右とも同じく米より作られた麺です。

左は、右上の緑のクエイティアオと同じ太さのもの。別会社のものです。上の緑のものよりも、ちょっともちもちしているような気がします。これはSimplyで。

右はまたちょっと違う米の麺。例えるなら、日本のくずきりのような感じのものです。くずきり同様、なかなか柔らかくならず、どう使っていいものか、未だに研究中です。

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c0146402_5364854.jpgこちらの3枚の写真が、中くらいの太さの米麺を使って作った料理です。

左上から、フォー・ガー(鶏肉のフォー)、右上はボブン、この右の写真は、パッタイという、タイの甘酸っぱい焼きそばです。

どこかでも書いたのですが、我が家はルッコラが大好きなので、何にでもルッコラを入れてしまっています。


ボブンは以前ここでご紹介したのですが、フォー・ガーとパッタイは初めての登場です。
実は、私はこの二つに関しては、かなり手抜きをしています・・。
というのも、パリストアで良いものを発見してしまったから。

c0146402_545426.jpgc0146402_546939.jpgこの二つ、左はパッタイの素、そして右はフォーのスープの素です。

本来ならパッタイは、タマリンドや椰子の砂糖、アーモンドなど、沢山の材料を混ぜて、焼きそばのソースにするのですが、この素を使えば、簡単に出来てしまいます。これ、結構美味しいです。日本にもあるような、という情報を聞いたことがあります。

右はフォーのインスタントの粉末スープ。これは本来ならフォー・ボー(牛肉のフォー)用のスープですが、私はいつも鶏肉を入れて作っています。

でも、これらの味をそのまま使うのではなく、例えばフォーのスープを作るときは、水にねぎとしょうがの薄切り、そして鶏肉をいれ30分くらい煮立たせ、それからスープの素をいれ、更にお酒(白ワインですが)とナンプラーを入れて、一手間かけるようにはしています(←と、自分で自分をフォローしてみました・・)。

やはり米を主食としているからでしょうか、お米の麺を食べると、とても落ち着きます。
あっさりとしていて、食欲の無いときでも食べられる料理だな、と思いました。そんなわけで、日常的にも、アルザス料理を食べ過ぎた翌日などにも、良く作ります。

毎日でも食べられる料理って、もしかして世界で一番美味しい料理なのかもしれない・・、そんなことを最近思います。
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by merico-merico | 2009-02-24 06:09 | エスニック

Kofta Kebabs (ユダヤ料理版)

c0146402_65302.jpg先日、ストラスブールで一番大きな書店、クレベール書店でこのような本を購入しました。
「伝統的なユダヤの料理」というタイトルのこの本、料理のレシピは勿論、ユダヤの歴史なども書かれていて、とても面白い料理本です。

そもそも何故この本を買おうと思ったのかというと、一月にパリを旅行した際、ずっと訪れてみたかったユダヤ人街に行ってみて、そこで私はヒヨコマメのコロッケ、ファラフェルのサンドイッチを頼んだのですが、それの美味しかったこと!とても豆が原料とは思えない舌触りがあり、香りの良いスパイスがたくさん使われていて、是非このレシピを知りたいと思ったからでした。

この本を見つけたとき、物凄く嬉しくて、家で早速ページをめくっていきました。
ファラフェルのレシピも勿論あったのですが、写真つきのレシピを眺めるうちになぜかそのとき私が「作りたい!」と思ったのは、今回ご紹介するこの「Kofta Kebabs」でした。

この「Kofta Kebabs」、もしかして・・と思われた方も多いと思いますが、中東やバルカン半島に多く広まっている肉団子と同じものです。トルコではキョフテ、アラブ諸国ではクフタあるいはコフタ、アルメニアではキュフテと呼ばれているようです(ウィキペディアを参照しました)。ユダヤ料理の中にも同じものがあるのだなと、驚きました。名前も「Kofta(コフタと読むのだと思います)」で、やはり同じのようです。
良く行くギリシャ料理屋さんにも実は同じような肉団子があり、(名前はケフテデスといいます)美味しいなと思っていたので、一度作ってみたい料理でした。それにしても、かなり広範囲に広まっている料理なのだと改めて実感。

というわけで、最初はファラフェルを作るつもりで買った本なのですが、予定変更、今日はKoftaを作ることにしました。この本を参考に、ちょっとだけアレンジしたレシピをご紹介します。

c0146402_7132168.jpg〔材料〕(大体4人分)

牛ひき肉 もしくは羊ひき肉  300グラム
パン粉               大3
コリアンダーのみじん切り   1/2束分
イタリアンパセリみじん切り   1/2束分
ミントみじん切り          3枝分
にんにくみじん切り        3個分
玉ねぎみじん切り        1個分
レモン果汁             1/2個分

クミン(粉)             小1
パプリカ(粉)           小1
カレー粉              小1
カルダモン             ひとつまみ
ターメリック            ひとつまみ
シナモン(粉)           ひとつまみ
カイエンヌペッパー        ひとつまみ

トマトピューレ           大1
塩コショウ             適量

サラダ油              大3くらい

〔作り方〕

①ボールの中に、ひき肉、パン粉、コリアンダー、イタリアンパセリ、ミント、にんにく、レモン果汁、スパイス全部、トマトピューレ、塩コショウを入れてよく混ぜる。
もし全体的に粘り気が足りなければ、溶いた卵(分量外)を入れてつなぎとする。

②手を水でぬらし、肉団子の形を作る。今回私は12個くらいつくりました。
 小さいハンバーグの形の方が、火が通りやすくて良いと思います。

③フライパンに油を入れ熱する。充分にあたたまったら、肉団子を入れて両面を充分に焼く。  サラダやホムスなどと一緒にお皿にのせれば、なんとなく異国情緒あふれる一皿になったと思いませんか?(笑)

写真はちょっぴり焦げてしまっていますが(笑)、スパイスの香りが広がる、味は美味しい肉団子でした(笑)。

ちなみに写真右に見える白い物体は、ホムスです。これも手作りしてみましたが、何となくもっさりしてしまいました。味はなかなかだったのですが。
左上の方に見えるのは、タブーレというイタリアンパセリのサラダです。これも手作りしてみました。なかなか美味しかったです。


c0146402_728916.jpgこの一皿料理には、こちらのパンを添えて食べました。先日ご紹介した、ギャラリーラファイエットの食料品店で買ったレバノンのパンです。このパンにホムスをつけて食べたり、はたまた肉団子とサラダを挟んで、サンドイッチのようにして食べたり・・と、色々な食べ方が出来て、面白かったです。
c0146402_7313460.jpgこちらもギャラリーラファイエットで。これは「タヒニ」とよばれる、ごまのペーストです。日本ではなかなか入手しにくいという話を聞きます。レバノン産です。このペーストをサラダにかけて今回は食べてみました。サラダのドレッシングとしてもとても良く合うペーストでした。



日本に住んでいた頃は、ユダヤ料理に触れる機会は全く無かったのですが、こちらに来て、様々な料理があることを知って、料理ってやっぱり面白いなと改めて思いました。またこの本に載っているほかのユダヤ料理も作ってみたいと思います。
今度はやっぱりファラフェルかな?
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by merico-merico | 2009-02-06 07:39 | エスニック

ビビンバ(韓国料理)

c0146402_43963.jpgストラスブールには「パリストア」と「アジー」というアジア食材店があり、大抵のアジアの調味料が手に入るので、重宝しています。フランスも美味しいものがいっぱいあるけど、やっぱりアジアの食べ物は美味しいなあと、こちらに来て改めて思います。
前述の「パリストア」で、韓国のお味噌、コチュジャンを見かけた瞬間、「ビビンバが食べたい!」と思いました。それで今日は、韓国の代表料理、ビビンバを作ることに決定。野菜がいっぱいとれ、彩りも良く、そして、おいしい。
ビビンバを食べるたびに、韓国料理の凄さを実感します(笑)

〔材料〕(4人分)
ご飯       3合~4合

(ほうれん草ナムル)
ほうれん草   2束
(A)
塩         小1
しょうゆ     小1
ごま油      小2
ごま        大1

(人参ナムル)
人参       1本
(B)
塩         小1
ごま油      小2
ごま        大1

(もやしナムル)
もやし      1袋
(C)
塩         小1.5
砂糖       小1
酢         小1
ごま油      小2
ごま        大1

(味付け牛肉)
牛ひき肉    200グラム
サラダ油    小1
白ワイン     大2
しょうゆ     大2
砂糖       大2

卵        4個
コチュジャン  お好みで

〔作り方〕

①ご飯は炊飯器にセットしておく。

②温泉卵を作る。一リットルのお湯を鍋に沸かし、沸騰したら火からはずし、
 200ミリリットルの冷水を加える。卵を入れて、そのまま15分おく。
 15分経ったら、冷水につけて、冷やしておく。

③ナムルを作る。
 ほうれん草は茹で、冷水に少しさらし、絞る。食べやすい長さに切る。
 少し大きめの器に入れ、(A)の調味料をいれ、手でもみこむ。
 
 人参は千切りにして、少し茹でる。
 ほうれん草と同じく、器に入れて(B)の調味料をいれ、よく手でもみこむ。

 もやしも少し茹で、器に入れ、(C)の調味料を入れて手で良くもみこむ。
 
④ご飯が炊ける直前に、フライパンで牛肉を炒める。
 フライパンにサラダ油をひき、温まってから肉を入れ、炒める。
 全体的に肉の色がかわったら、白ワインを入れて、水分が無くなるまで炒める。
 水分が無くなったら、砂糖としょうゆを加え、味がなじむよう炒める。
 別皿に移しておく。

⑤器にご飯を盛り、その上に野菜のナムルとひき肉を彩りよく乗せていく。
 中心を少しくぼませて、温泉卵を割りいれる。

⑥お好みの量のコチュジャンを加え、豪快にかき混ぜて召し上がれ!!


Paris store:27 Rue du faubourg de saverne 67000 Strasbourg
Tel:+33 3 88 22 69 20

Asia:53 Avenue Colmar 67000 Strasbourg
Tel:+33 3 88 84 41 96


 
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by merico-merico | 2009-01-20 04:30 | エスニック

ボブン(ヴェトナム料理)

c0146402_453283.jpgフランスで大人気のヴェトナム料理のボブン、春巻きや牛肉、砕いたピーナッツをかけて、甘酢っぱいたれで食べると、もう最高においしい!!
このレシピは、お気に入りの、我が家のアレンジです。
今回は市販の春巻きを使っていますが、もし作れたら手作りで。

〔材料〕(2人分)

(入れ物)
ラーメンやうどん用の、大きな器を用意してください。

(タレ)
レモン         1個(ライムなら2個)
ニンニク        1片
生唐辛子        1本
砂糖           大5
ナンプラー       大10~11
水            大5

(材料)
フォー         200グラム(太さはお好みで)
ルッコラ        お好みで
もやし          お好みで
ミント           お好みで

牛肉          100グラム
たまねぎ        半個
オイスターソース   大1
サラダ油        大1

春巻き         1本~お好みの本数
(出来れば生春巻き用の皮でつくった春巻きの方が
美味しいです)

ピーナッツ       一掴み

〔作り方〕

(タレを作る)
①ニンニク、唐辛子をみじん切りにしておわんに入れる。
②レモンorライムを搾る。①の器に入れる。
③砂糖、ナンプラー、水を加えて、よく混ぜると完成。

(野菜を準備する)
①ルッコラ、もやし、ミントはよく洗い、水を切る。
②ピーナッツを砕いておく(包丁などでもできます)

(牛肉の準備)
①牛肉を好みの厚さに切る、たまねぎは薄切りにする。

(春巻きの準備)
①さくさく状態を提供するため、オーブンへ入れ、暖めておく。

(完成へ)
①鍋に湯を沸かし、沸騰したらフォーを入れて茹でる。
 湯で時間は太さにもよるが、大体7分くらいが目安。
 味見をして、好みのやわらかさまで茹でる。 
 茹で上がったらざるにあげる。

②フォーを茹でている間、牛肉とたまねぎを炒める。
 フライパンにサラダ油をひき、たまねぎを炒める。
 ある程度まで火が通ったら、牛肉を入れ、肉の大部分の色がかわってきたら
 オイスターソースを入れて、全体になじませる。
 別皿を用意し、そこに移しておく。

③器にルッコラ、もやしを少し、ひいておく。
 その上に茹でたフォーを乗せ、その上に残りのルッコラ、もやし、
 ミント、炒めた牛肉とたまねぎ、砕いたピーナッツ、温めた春巻きを乗せ、
 最後に、用意していたタレをかけて召し上がれ!


※今回は、フォーは温かいままのレシピですが、夏の暑いときなどは、
 少し柔らかめに茹でて、水で冷やしてから食べると、また違った美味しさが
 あります。どうぞお試しあれ。

※フランスのボブンは、ビーフンのような、細い米の麺を使いますが、
 (ブン、というらしいです。)でも我が家では少し太めの、普通のフォーで
 使うくらいの太いものを使用しています。
 私はこっちのほうが好きなんです・・・。
 勿論、細い麺も美味しいので、どちらも試してみることをお勧めします。
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by merico-merico | 2009-01-18 04:09 | エスニック